故・佐々木慈啓御尊師ご指導より

法華講の役職を受ける意義

 役員のなかでも特に管長猊下から認証を受けている人たち、この人たちはもう一度、心新たにしていただきたいと思います。

それは、ただただお墨付きというだけで認証状をいただいたのではないからです。


 これは、その人の使命があって、各支部の代表になっているはずです。講頭さん以下、認証幹事の方々は、やはり他の講員さんとは違う、尊い広布のための役をいただいた、これをあらためて認識していただきたい。


 住職が、皆様方の支部において役職をお願いするとき、「あの人に、これをお願いしたい」、また「この役はあの人だよな」ということを、ずっと日頃から考えています。役の任期(満了)が来て、誰に声を掛けようかという時に、何を思っているかというと、「誰でもいいや。暇な人に頼もう」というようなことは思っていません。

願わくば「忙しい人ほど仕事をしっかりやってくれるから、忙しい人に頼もう」と、このように思っております。


 なかでもやはり、信心が強盛、乃至、強盛になって欲しい人に、日頃から色々と見て、あの人はこの役に適任だということを考えて声をかけています。

そして住職から選ばれた人は「はい、わかりました」ということで引き受けたはずです。それを管長猊下に認証していただくのです。これは大変な役なのです。非常に重い認証状であると私は思います。


 ですから、それを受けた方々は「自分がひとり、折伏すればいいんだ。そのうちやるよ」というような方ではないはずです。自分もやるでしょうけれども、それ以上に、講頭さん以下、認証幹事の方々は、講員さんと一緒になって、各位一人づつに「やろう、頑張ろう」と、やる気をおこさせる使命がある方々だと思います。


 全講員さんが、こぞって広布のために頑張ろう、自行化他に日々精進していこうと、このようになるために、「御法主上人は、このようにご指南されているよ。ご住職は、こうおっしゃっているよ」ということを一生懸命伝えて、そしてその講員さんの手本となっていく、その役目が各支部の役員の方ではないでしょうか。
 

 そうすることにより、その方の受ける功徳は、一般の方々とは違う。非常に大きな徳を積むことになるのではないでしょうか。
 そこをよく考えていただきたい。各講員さんとはひと味違う。大変だけれども、それをやりこなしていくことが自分の使命であり、そして徳を積むことであると考えていただきたい。


 役員の方は「唱題を何時間やった。折伏をやった」と自分個々の事だけを言うのではなく、また「自分が出来ていないから、言えないんだ」ではなく、「みんな、一緒にやろう。私と一緒にやろう」と声をかける役目、使命をもった方が認証役員の方々であります。そういう思いをもって、やる所に、組織戦という意義があるのではないでしょうか。


 ひとりだけで、「私はやったよ」と得意になるだけではなく、一緒にやらせてあげる。講員さんがやる気になるようにしてあげることが、非常に大事なことであります。この認識を新たにしていただければと思います。

これが御法主上人猊下の今の御指南であると、私は拝しています。皆さま、一緒に頑張りましょう。  

                           以 上

毎月の行事

 

  ● 先祖供養 お経日  

      14:00/19:00

※日程変更あり・要確認

 

第 1    日曜日 

  ● 広布唱題会      

      9:00

 

第 2    日曜日 

    ● 御報恩 お講  

            14:00

 

お講前日の土曜日  

     ●お逮夜 お講   

            19:00

http://www.myotsuuji.info