創価学会内部極秘

 

   「北条報告書」とは?

 

 北条報告書とは、池田大作氏が創価学会の会長だった当時、北条(ほうじょう)浩(ひろし)理事長(のちの第4代会長)から池田氏に対して提出された報告書をいいます。
 池田会長と北条理事長しか知らない極秘事項や、昭和49年当時、すでに池田大作氏らが日蓮正宗や日達上人に対して敵対視していた状況がうかがえる第一級史料です。
 この史料は、創価学会教学部長だった原島嵩氏が創価学会を脱会する際、学会本部から持ち出し、のちに公表されたものです。公表時には大騒ぎとなり、「聖教新聞」紙上に北条浩氏が謝罪コメントを発表せざるをえなかった状況から、これらの報告書がホンモノであることは明らかです。
 告発文書は、いくつかありますが、ここではその中の2文書をご紹介します。一部、文脈の意味が解りやすいよう編者が註をいれています。


昭和49年5月10日  報告者 北条浩~~~
 本山の件
 9日の本山お目通りの際、猊下(日達上人)の話は大へんひどいものでした。

 之が猊下かと疑うほど、また信心そのものを疑いたくなるほどひどいものでした。反論はその都度しましたが、話のすじはわかっても感情的に思いこんでいるという所があり、広布の上に重大障害となり、また宗門僧侶等の問題の一切の根源が、こヽから出ていると感じました。
 ご心労をかけることを懼れますが、こと猊下の言動だけに、ありのまヽ冷静に要点をご報告申し上(ママ)ます。
 

   (日時 5月9日 16:30~17:30 北条 山崎友  早瀬 阿部 藤本)

(日達上人の)問題発言の要旨 
 1,国際センターを作ることは前から(池田)会長さんからもきいています。お作りになることは結構です。しかし学会で作って、やって下さい。日蓮正宗には関係なく、創価学会でやって下さい。だって、海外に寺院は建てない、坊さんはいらない、追い返される。日蓮正宗は関係ないでしょう。
 2.創価学会はふえるけれど、日蓮正宗には関係ない。(そこから突然)だいたい会長さんは、10月に公衆の面前で私(日達上人)を罵倒したでしょう。あなたは、そばにいたから知っているでしょう。あれでは管長(日蓮正宗の法的代表者)の権威は丸つぶれだ。みんな見ている。私はがまんした。あなたは会長さんの弟子だから、私がやられるのを見て気持ちがよかったかもしれないが。いきなり10億といわれた。10億あるなんて、云ったおぼえはない。
 3.日蓮正宗は小さくてよい。七百年の伝統を守ることが大事だ。最近学会では、謗法が多い。お祭りのことなど、いろんな声が入ってきている。たとえば浅間神社の堀を掃除した。あんなこと、市にやらせばいいじゃないか。聖教新聞にも祭りに参加してよいようなことが書いてある。日蓮正宗は、法義を守り抜く立場から、こういうやり方は納得できない。学会は学会でやりなさい。そっちも宗教法人なんだから。
 4.今、お山の会計を見ているのは、10億あるかどうか調べているんでしょう。土地の件でやってくれていることは感謝しているが。

 以上が問題発言の要旨です。筆にすることさえ、おそろしいことですが、ありのまヽ申上(ママ)ました。先生が前々から見抜いておられた本質が、さらけ出されたように思いますが、あまりにひどいので、かえすがえすも残念です。
 広宣流布など、全く考えていない。自分たちの私財がふえることと、信徒を見下して、えばって暮らせれば満足という風にしか考えられません。
 学会が生きぬいてゆく為には、相手に信心がないなら、うまく使ってゆくか、徹底的に(日蓮正宗と)斗(たたか)って、学会の旗を守って死んでゆくか。いづれにせよ、先生の最大のご苦心にふれる思いで、決意をかためました。
 M(妙信講)とのたたかいも、所詮は本山との斗いであることが、今更のようにわかりました。学会が犠牲になるような斗いは、絶対にしてはならないと思いました。
 土地問題の処理は、せざるを得ませんが、会計のことは、処方箋をかいて提出し、引揚げ(ママ)と思います。
 こんなことになって、本とうに申訳(ママ)ありません。ご指導をうけて斗って参ります。


~日時不明 (北条より池田への報告書)~~~
 状況判断
  G(日達上人猊下)の心理は、一時的なものではない。今こんな発言をしたら、宗門がメチャメチャになってしまうことも考えないのではないか。困るのは学会だと思っているのだろう。宗門は完全な派閥で、Gと総監とは主導権争いになっているのではないか。
 長期的に見れば、うまくわかれる以外にないと思う。本質は、カソリックとプロテスタントのような違いである。
 戦術的には、すぐに決裂状態となることは避けて、早瀬理事とのパイプ(山友、八尋が話し易い関係にあります)を太くするとか、当面、Gの異常心理をしづめ、新しい連絡を聞きたいと考えます。
 但し、やる時がきたら、徹底的に斗いたいと思います。


 平成3年11月、創価学会が日蓮正宗から破門された問題において、学会側は、昭和の終わりから平成のはじめにかけて、日蓮正宗の内部で創価学会を破門する「C作戦」が練られていた、つまり日蓮正宗による学会追放の陰謀であると主張しています。
 しかしこの資料を通して冷静に判断する限り、そうしたことはまったく逆で、世紀の大殿堂・正本堂が建立された、わずか2年後の昭和49年には、当時の創価学会理事長と池田会長との間で、「日蓮正宗と徹底的に戦う」との恐ろしい相談がなされていた事実があったのです。

 そうした史実を証明する動かしがたい証拠が、この内部文書であるといえます。

 

 

 

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