顕正会の浅井会長は、「細井日達は急死したため、阿部日顕に直接、血脈相承をすることができなかった。それこそ罰の現証だ」と言っていますが?

 

 顕正会の浅井昭衛会長は、

 「細井管長(日達上人)は昭和54年7月22日、入院していたフジヤマ病院で、臨終思うようにならず急死を遂げた。貫首の立場にある人が、誰もそばにいないとき、一人で急死してしまった。よって御相承をすることができなかったのであります。まさしく御遺命に背いたゆえに、細井管長は御相承を『授ける』ことができず、阿部管長(日顕上人)また御遺命違背の科によって『受ける』ことができなかった。『授』なく『受』なしであります」

(平成11年4月25日付 『顕正新聞』)

と発言しています。

 

 しかし、ちょっと待ってください。実は、浅井会長はかつて、以下のような発言をしているのです。

 「阿部管長憎しのあまり、そして池田大作を偉く見せるために、ついに下種仏法の命脈たる金口の相承までも学会は完全否定してしまったのであります。(中略)これを仏法破壊といわずして、何を仏法破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいった大謗法でありましょうか」(平成4年6月5日付『顕正新聞』)

 つまり、当時の創価学会が、「細井日達上人が急逝されたために、阿部日顕上人に血脈相承が正しく行なわれていない」と日蓮正宗を誹謗していましたが、これに対して浅井会長は「そんなことで血脈が途切れるなどという創価学会は、大謗法である」と指弾しているのです。この時の主張によれば、現在の顕正会・浅井会長は、大謗法中の大謗法の人間ということになってしまいます。

 あるいは

 「何代、代を重ねようとも、また面授の儀式があろうとなかろうと、断絶もせず、色も替わらず、伝わるように出来ているんだ。これが御本仏の御仏智なのです。だから御相承の儀式のあるなしは、本質的には全く問題ない。断絶などはあり得ないのです」(平成5年1月5日付 『顕正新聞』)

 これは、「たとえ、正式な儀式等が整っていなかったとしても、日蓮大聖人の御仏智によって、唯授一人の血脈相承は正しく伝わるのであって、日達上人から日顕上人への血脈相承は絶えることなく受け継がれているのだ」と浅井会長みずから説明していることになります。

 

 わずか6年の間に、まったく逆の説を唱えるようになった浅井会長。いったい、どちらが本意なのでしょうか?。ご本人の説明をぜひ伺ってみたいものです。

 

 日達上人から日顕上人への唯授一人の血脈相承は、まぎれもなく正しく行なわれています。このことについては、日蓮正宗には何人もの証人がいます。日蓮正宗とは関係のない部外者が、あれこれ憶測で批判する筋はありません。

 なにより、日蓮大聖人の御法魂の当体である「本門戒壇の大御本尊」が、創価学会や顕正会など謗法団体の手に渡ることなく、現然と日蓮正宗総本山大石寺に厳護されている事実こそ、現在、総本山第68世日如上人の基に日蓮大聖人の正しい法脈が伝持されている何よりの証拠といえるのです。

 

 日蓮大聖人は、「身口意の三業」をもって妙法を信ずる必要性を教えられています。現在、顕正会に在籍している人が、いかに大御本尊を心から信じ(意業)、「遙拝勤行・唱題」を実践(口業)していたとしても、大御本尊が在(ましま)す「日蓮正宗」に在籍して自行化他に渡る実践をする(身業)ことがない限り、大聖人が仰せの「三業相応の正しい信心」とはなりません。

 顕正会に所属する皆さん、唯一最高の日蓮大聖人の信仰をしたいと願うならば、一刻も早く顕正会を脱会して日蓮正宗に入信し、妙通寺の信徒となって、私達とともに広宣流布達成のため戦っていきましょう。

 

 

 

 

本門戒壇の大御本尊が厳護されている「大石寺 奉安堂」

毎月の行事

 

  ● 先祖供養 お経日  

      14:00/19:00

※日程変更あり・要確認

 

第 1    日曜日 

  ● 広布唱題会      

      9:00

 

第 2    日曜日 

    ● 御報恩 お講  

            14:00

 

お講前日の土曜日  

     ●お逮夜 お講   

            19:00

http://www.myotsuuji.info