妙通寺信徒の声   三重県四日市市在住  澤口 千代子

私の発心(ほっしん)  ④

私は、祖父母、両親がとても働き者で裕福な家庭に生まれました。

祖父は村の役職や、地元の念仏の寺の役なども請け負っており、いつも忙しくしていました。

そんな祖父に連れられて、姉はいつも朝から寺参りを日課としていたほどです。
  父はとてもやさしい人で、どんな嫌なことも請負い、世間の人々からは神様のような人だと崇められていました。
  そんな穏やかな家庭でしたが、私が6歳のとき、母が47歳という若さで急逝しました。そのとき姉は6年生、私は入学前、ふたりの弟はまだ乳飲み子でし た。さらに母を追うように、祖父母も相次いで亡くなり、それまでの幸せな日々が夢であったかのように、生活が一変しました。姉妹で協力して、牛の世話や田 畑の仕事、山の仕事、幼い弟の世話など、一生懸命、父を助けるために働きました。
  悪いことは続くもので、幼い弟たちは麻疹(はしか)にかかって、あっけなく死んでしまいました。今、思い起こすだけでも、悲しく思います。
  やがて月日が経ち、私たちも大人へと成長しました。姉とともに創価学会をとおして日蓮正宗に入信した私は、我が家の過去世からの罪障をなんとか消滅し、 宿業を転換しようと、以後は真剣に信心活動に没頭しました。そんな学会活動を通し、同じ信心をしていた男性と結婚。一男二女の子宝にもめぐまれ、御本尊様 の功徳をいただきながら、過去の辛さも忘れてしまうほど、家族仲良く、楽しく暮らす日々が続きました。
  平成2年末、創価学会が信仰の「親」である「日蓮正宗」と対立する大事件が発生しました。姉はいち早く創価学会を脱会し、日蓮正宗法華講に入講しました。そして、私たち家族にも、
  「今まで学会活動を通して、御本尊様の功徳をいただくことができたのは、日蓮正宗に、日蓮大聖人の仏法の正義と大御本尊様が護られてきたから。学会にはお世話になったけど、日蓮正宗と大御本尊様から離れてしまった以上、学会を脱会しなければ成仏はできなくなる」
 と言ってきました。
  当時の私は、「学会こそ正義であり、日蓮正宗が間違っている」と思い込まされていましたから、姉の言葉には聞く耳を持ちませんでした。本当に大事な姉でしたが、信心の話になると、いつも嫌な思いをするため、いつしか姉を避けるようになっていきました。
  そんな日々が3年ほど経過したころ、姉から、
  「妙通寺のご住職と、あなたを総本山へ連れて行く約束をしてしまったから、予定をあけておくように」
 との連絡がありました。「絶対行かないから」と断ったものの、心のどこかでは、「学会指導に対する疑問」と「大御本尊様への渇仰恋慕」の欠片(かけら)が生まれつつあったのだと思います。「お山へ行こうか、どうしようか」心は、乱れに乱れました。
  そして約束の当日、勇気を振り絞ってご住職の車に同乗させていただき、総本山へと向かいました。行きの車のなかで私は、「ああ、やっぱり、来なければよかった。大変なことをした」と後悔の念がわき起こってきました。それだけ、真剣に悩んでいたのだと思います。
  しかし、数年ぶりの総本山は、学会組織から聞かされていた「野犬がうろついていて危険だ」「ペンペン草が生えて荒廃している」とは正反対の、すがすがし いままでした。御開扉を受け(註)、大御本尊様を目の当たりに拝したとき、私の心は決まりました。たとえ今は理解してもらえなくても、家族のため、自分 のため、正しい信心に戻ろうと。
  その後、プライベートなことでも種々のことがありましたが、数年後、不思議な縁で、同じ信心をする現在の夫と再婚させていただくことになり、妙通寺の御 宝前にて挙式をとりおこなっていただきました。夫は、私の子供や孫たちに、とても親身に接し、かわいがってくれて、幸せでした。
  さあ、これで、何の憂(うれ)いもなく、充実した日々を暮らせるようにと簡単にいかないのは、末法に生まれた私たちの性とでもいいましょうか(笑)。
  その後、私は自宅の階段から落ちて怪我をし、大手術を受けては車イスの日々を経験したりと、法華講に入講してからも、諸難が立て続けに起こりました。しかし、大聖人様は
  「我ならびに我が弟子、諸難ありとも疑ふ心なくば自然に仏界にいたるべし」
 と教えられています。次々と迫る障魔を、信心で「魔」と見抜き、一層、唱題の声に力を入れていった結果、今では元気に幸せに暮らしています。子供たち、孫たちも、本当に、私の事を気遣い、大切にしてくれて、これ以上の幸せはありません。
  私のこれまでの人生は、まさに波瀾万丈でしたが、今までの経験を通して、私は
 「御本尊様のもとで、家族が心をひとつにして、がんばって生きていけば、ぜったい不幸になんてならない」
 と確信しています。なにより、私の人生そのものが、功徳の実証を示していると自負しています。
  今後、創価学会員さん、また他宗の方々を折伏させていただくなかで、どんな障魔が競おうと、まったく怖くもありませんし、不安もありません。なぜなら、なにがあっても、かならず日蓮大聖人様の信心で、すべてを乗り越えていくことができるのですから。   

  平成9年までは、創価学会員のままで御開扉を受けることができました。現在は学会を脱会し、日蓮正宗に再入信すれば、誰でも御開扉を受けることができます。
                                                                以 上

毎月の行事

 

  ● 先祖供養 お経日  

      14:00/19:00

※日程変更あり・要確認

 

第 1    日曜日 

  ● 広布唱題会      

      9:00

 

第 2    日曜日 

    ● 御報恩 お講  

            14:00

 

お講前日の土曜日  

     ●お逮夜 お講   

            19:00

http://www.myotsuuji.info